【シーズン23最終941位】妖精王ザシアン【レート1866】
カゼハです。シーズン23お疲れ様でした。
ダイパリメイクまで1ヵ月を切ったこのタイミングでようやく最終3桁に乗れました。
今期は10月22日に色違いのザシアンザマゼンタが配布されるということで、禁伝で使用率1位のザシアンを使うことにしました。
ただ、構築の完成度が低く基本プランを思いつくまで2万位前後を彷徨ってたという文句なしの欠陥構築です。(理由は後述)
欠陥ではあるものの、それ故に誘うポケモンが常に一定だったため欠点を選出誘導として利用したところ、上手くハマってくれた感じです。
前置きはここまでにして、個体の紹介に移ります。
(略称 HP:H、攻撃:A、防御:B、特攻:C、特防:D、素早さ:S)
ザシアン@くちたけん
NN:アルトリア
特性:ふとうのけん
性格:いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)
個体値:31-31-31-×-31-31(王冠使用済)
努力値:0-252-0-0-4-252
実数値:167-244-135-×-136-200
技構成:じゃれつく・せいなるつるぎ・こおりのキバ(からげんきから変更)・つるぎのまい
技を見て困惑するであろう巨獣斬なしザシアン。
巨獣斬はザシアンの最高打点であり、ミラーマッチで打ち合うためにも必要な最重要な技だが、ザシアンというポケモンがメタに弱すぎるという性質があったため、ザシアンメタを貫通させることに特化させてみた。
当然ザシアン同士の殴り合いでは大きく不利を取るため、ザシアンを抑えつつ交代読み交代がしやすいドヒドイデと組み合わせてカバーすることにした。
準速までSを上げてるのは、少しでも多くのザシアンを抜くため。意地っ張りなのはザシアンメタを貫通させるためである。
①対ヌオー
天然B特化であってもじゃれつくが4割以上入る。あらかじめ毒びしを撒いておくことで、じゃれつく→毒ダメ→じゃれつくの流れでヌオーを吹っ飛ばせるようになる。※残飯は無理 ※75%くらいの乱数なので注意
②対ゴツメ日食ネクロ
A+3聖剣でB特化日食ネクロが確2圏内となるため、受けに来る際に剣舞を決められれば聖剣2連打で倒せる。返しのメテオドライブ+ゴツメ2回じゃこちらは倒せない。1回目の聖剣で回復されたりトリックルームを張られると押し切れない。
③対ゴツメ霊獣ランド
氷牙で処す(雑)
④対HBサンダー
A+3氷牙でB特化サンダーを確定で倒せるようになる。
⑤対メタモン
コピられてもこちらのHPが満タンであればA+2聖剣1発は耐えられる。また、ゴツメ+毒ダメ1回を入れることでメタモンがA+1聖剣で確定で落ちるようになる。A+4じゃれつくも耐えるため、HP満タンの状態を維持できるなら剣舞を積んでもドヒド交代との択には持ち込める。
こんな感じでザシアンメタを意識した結果、巨獣斬の入るスペースが無くなった。
ダイマの使えない今回のルールでは巨獣斬は必須とまでは言えず、じゃれつくでも陽気ザシアンの巨獣斬と同じ火力を出せるため、火力不足を感じたことはない。ただし命中不安、てめえはダメだ。
もっとも、今回のザシアンは中盤以降の技外しが少なく、特に氷牙は今シーズン中1度も外さなかった。文句なしのMVPである。
シールドロムしか無いためザシアンを相方から借りたが、本当に自覚のあるいい子だった。最後まで使い続けて本当に良かったと思う。感謝しかない。
NN:エニート
特性:さいせいりょく
性格:のんき(防御↑ 素早さ↓)
個体値:31-×-31-31-31-31
努力値:252-0-252-0-4-0
実数値:157-×-224-73-162-49
ザシアン受けであり、ザシアンをコピられた時の引き先でもあるゴツメドヒドイデ。
A+1巨獣斬を受けても再生力で回復しきれるダメージに抑えることができ、剣舞を積まれても抜群をとられなければ黒い霧でリカバリーが間に合う。
この再生力が強力で、釣り出しでドヒドイデを引っ込めてもHPが満タンまで戻る。
Sに下降補正をかけてるが、特に意味はない。ドヒドミラーになっても後で交代したいな~ってくらい。
実際に使ってみて、多くの受けループに採用されてる理由がよく分かった。オタクとかNEETとか言われるわけだわ
ウオノラゴン@いのちのたま
NN:グラノーラ
特性:がんじょうあご
性格:ようき(素早さ↑ 特攻↓)
個体値:31-31-31-31-31-31(王冠使用済)
努力値:0-252-4-0-0-252
実数値:165-142-121-81-100-139
珠ウオノラ。この構築でオーガを受けられる唯一の枠でもある。
使い方は鉢巻ウオノラと大差ないが、大きな違いとして打ち分けられる、流星群を入れてるの2つがある。
流星群はミラー、およびメタモンを意識しての採用。特にメタモンへのメタとしては強烈で、メタモンの流星群+珠ダメ1回ではこっちのウオノラは倒せず、返しの珠流星群でメタモンを確定で落とせるという仕掛けが施されてる。※ウオノラ本物の場合は68%の乱1
逆鱗をうたれると倒されるが、そうしたらザシアンでキャッチして始末するだけなので1:1交換となり相手はメタモンを失うという痛手を負う。
他にも、受けにきたガマゲロゲを流星→逆鱗で吹っ飛ばしたり、剣舞してきたガブリアスを封じ→エラがみで吹っ飛ばしたりと、鉢巻にはない強みがあった。
NN:のらガブ
特性:さめはだ
性格:ようき(素早さ↑ 特攻↓)
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値:0-196-60-0-0-252
実数値:183-175-123-×-105-169
前回の記事から続投のレイド産5Vガブリアス。
これは構築単位で黒バドが重過ぎることと、5桁を彷徨ってた頃にスケショでHPが半分以上残った場合に黒バドが必ず居座ってガブを処理しに来ることに気づき、撃つ機会の減ってた雪崩を噛み砕くにしたところ黒バドをテロするマシーンと化した。
こいつは無難に強かった。
ヒートロトム@ねらいのまと
特性:ふゆう
性格:ずぶとい(防御↑ 攻撃↓)
個体値:31-×-31-31-31-31
努力値:252-0-100-124-4-28
実数値:157-×-154-141-128-110
技構成:ほうでん・オーバーヒート・ボルトチェンジ・トリック
今シーズンで使われた全ポケモンの中で、間違いなく一番おかしなことをしていた的リックヒトム
このポケモンを説明する前に、ねらいのまとについて説明すべきだろう。
【ねらいのまと】
・このアイテムを持っているポケモンは、タイプ相性による無効ができなくなる。
飛行タイプであれば地面技が等倍で入るようになり、地面タイプであれば電気技が等倍で入るようになるアイテムである。
また、このアイテムは「特性による無効には影響しない」という性質もあるため、浮遊であるロトムが持ってもデメリットは一切ない。
そんなねらいのまとを一体誰に渡すのか?
はい、コイツです
今シーズンの使用率でトップ10入りするほどにまで増殖したナメクジに渡します。
ヒートロトムというポケモン自体がトリトドンに致命的に弱いため、何もしなくてもトリトドン側から勝手に出てきてくれます。トリトドンは水+地面なので、ねらいのまとを持ってしまうと電気弱点になります。
交代読みは非常にしやすいので、交代際にねらいのまとを渡して放電ボルチェンを連打するだけで相手の戦闘プランごと破壊することができます。
放電ボルチェンを両採用してるのは、トドンの欠伸に対して大ダメージを与えながら逃げるためでもある。
ザシアンに強めのポケモンでもあるため、トリックをザシアンでキャッチされる心配がないのもGOOD。
使いこなすまで苦労したものの、慣れてくると超楽しいポケモンでした。
ペロリーム@レッドカード
NN:ペロペルト
特性:かるわざ
性格:おくびょう(素早さ↑ 攻撃↓)
個体値:31-×-31-31-31-31
努力値:252-0-0-0-68-188
実数値:189-×-106-105-105-126
ネット撒きであると同時に、レッドカードでゼルネアス等の積みエースを強制退場させつつ欠伸で時間稼ぎもできる有能なホイップクリーム。
相手の積みエースの積み技をリセットさせられるのだが、当然ながら耐久が足りないため扱いが難しい。 ※持ってるポケモンが即死するとレッドカードは発動しません
ゼルネアスに対しては、ドヒドイデで黒い霧をしに来たフリをしてジオコン10万を撃たせ、それをペロリームで受けて退場させるといった強引なこともしていた。
6世代のとある大会で最後の伏兵として活躍したこともあり、ペロリームというポケモンは結構気に入ってる。アホっぽい顔とか
きついポケモン
・黒バドレックス@眼鏡or珠
はっきり言ってゲロ重い。処理ルートがガブリアスの噛み砕く、先にネットを撒いてからのザシアンのじゃれつくの2つしか無いため、どちらのルートもとれなくなったら即詰み。※欠陥構築と言ってる理由でもある
・飛行or浮遊のアタッカー@スカーフ
浮いてるスカーフアタッカーも超きつい。ねばねばネットが効かないため、処理ルートが本当に限られてしまう。イベルタルやランドロスにボコボコにされた。
・戦績
TN:カゼハ
最終941位 108勝83敗 レート1866
来月はクールダウンします。